40代・50代・60代 何をやっても痩せない理由は?

「それほど食べていないのに」
「カロリー気を付けているのに」
「1日2食にしてみたけれど」

「何をやっても痩せない!」と悩んでいる方は、少なくありません。

そんな40代、50代、60代のダイエットにお悩みの女性のために、何をやっても痩せない理由を詳しく解説します。

痩せない理由を知って、自分に合ったダイエット法を見つけてください。

40代、50代、60代が痩せにくい理由

40歳を超えると、痩せにくくなると聞いたことはありませんか?

筋肉量の減少による基礎代謝の低下、女性ホルモンの減少など、加齢により「痩せにくく、太りやすくなっている」ことも原因として考えられます。

ですが、もしあなたが、「何をやっても痩せない」と感じているのなら、加齢の原因に加えて、別の理由がある可能性が高いです。

その理由は、長年の食習慣から脂肪体質になって、太りやすく、痩せにくい体になっていることにあります。

脂肪体質とは?

脂肪体質とは、脂肪を燃焼しにくく、溜めこみやすい体質のこと。

脂肪体質の人の体は、糖質をエネルギー源としています。たとえると、糖質は瞬発力があるエンジン。そのため、エネルギーがたくさん必要なアスリートや成長期の子どもなどは、糖質をエネルギーにすることが体に合っています。

一方で、40歳を超え、基礎代謝が落ちてきた人たちは、一日にそれほど多くのエネルギーを必要としません。そのため、糖質をエネルギー源とする体では、糖質から作られたエネルギーの素を使いきれずに、余らせてしまうことに。

余ったエネルギーの素はどうなるのでしょう?

肝臓で脂肪酸に変換され、脂肪として脂肪細胞に蓄積されてしまうのです。

だから、脂肪体質の人は、脂質を多く含む食べ物をそれほど食べていないのに、「痩せない」「太りやすい」のです。

脂肪体質の原因は?

脂肪体質の原因は、主に2つ考えられます。

  1. 糖質の摂りすぎ
  2. 栄養不足

1.糖質の摂りすぎ

脂肪体質になる主な原因の一つに、炭水化物を必要以上に摂っていることがあります。

小麦やお米などの炭水化物は、実は依存性の高い食品で、体に必要な量以上に食べ過ぎてしまう傾向があります。

ですが、糖質をまったく摂らないダイエットは、おすすめできません。糖質をまったく摂らない食生活では、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足する可能性があるからです。

また、炭水化物は瞬発的なエネルギー源として、大事な栄養素。頭を使う仕事をしている人にとっては、エネルギー不足を感じることもあります。

大切なことは、体に必要な量以上に食べないことです。

2.栄養不足

脂肪体質の人は、長年の食習慣から栄養を吸収しにくい体になっていることも原因と考えられます。

「お腹はいっぱいなのに、なんだか物足りない」と感じたことはありませんか?

「物足りない」感覚は、食べる量が足りないのではなく、栄養が足りていないことから起きています。

食事で満足感が得られない人は、ちょこちょこと間食しがち。これもまた、太る原因となってしまいます。

脂肪体質から痩せ体質に変わるには?

脂肪体質から痩せ体質に変わるにはどうしたらいいのでしょう?

脂肪を燃焼するために、運動を習慣化する?
糖質制限をする?

どちらも40代以上の人のダイエットで大事な要素です。ですが、運動や糖質制限をするだけでは、痩せ体質には変わるのは難しいです。

糖質制限をすることで、体の脂肪からエネルギーを作り出せる体に変えることはできます。ですが、脂肪体質になるもう一つの原因「栄養不足」を解消できません。

そこで、40代、50代、60代のダイエットで大切なのが、

● きちんと栄養を吸収できる体になること
● 体に必要な分だけ「食べたい」と思う体になること
● 脂肪をエネルギー源とする体になること
● 体に必要な栄養を必要な分しっかりとること

です。

この4つが揃って、脂肪体質から痩せ体質に変われます。

栄養を吸収できる体になるには?

「栄養を吸収できる体になること」と「体に必要な分だけ食べたくなる体になること」は、一度に解決できます。

その方法は、体の負担になる食品をできるだけ食べないことです。体の負担になる食品は、栄養が吸収できない体になるだけでなく、依存性が高いことが多いことから、不適切な食欲が湧いてしまうからです。

<体の負担になる食品例>
ファストフード、インスタント食品、冷凍食品などの加工食品、コンビニご飯

40代、50代、60代が痩せるためにできること

40歳を超えて、痩せにくくなったと感じる方は、自分の食習慣を見直してみることをおすすめします。

ご飯、パン、麺類を必要以上に食べていませんか?
ファストフードをよく利用したり、スナック菓子を、常日頃、口にしていませんか?

体に負担となる食品は依存性が高く体が欲してしまうため、禁煙と同じように、食べるのを減らすのは難しいかもしれません。

ですが、依存から抜け出せれば、自然と自分に必要な食べ物を欲するようになり、栄養不足を解消できます。そして、食欲も落ち着いてくるはずです。

わたしたちは、依存性の高い食品=中毒食品を卒業することをサポートしています。中毒食品をやめられたことで、3週間で5キロ、2か月でさらに10キロ痩せた方も。

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この記事を書いた人

株式会社アイプラスは、心と体の健康をテーマに2005年6月にスタートしました。
2015年4月8日には、個の発展プログラムの部門を分け、一般社団法人アイアイ・アソシエイツを設立いたしました。
現在では、カラダ・心・魂の健全をヴィジョンに掲げ、マインド・スピリットにアプローチする様々な講座・ワークショップ、カラダの健康に関わる素晴らしい施術・アイテムを提供しています。

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